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Cansei de Ser

私の興味

【映画】ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち

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ティム・バートンという人のを、見たことがないと思っていたのだけども、スウィニー・トッドも、スリーピー・ホロウも彼の作品なんですね。知らなかった。

どうも、ファンタジー作品は苦手で避けがちで、久々に見ました。






以下ほんのりのネタバレがあります。



ネタバレっつっても、公式サイトの宣伝で見られるレベルのやつだけれども。









ひとつ、めちゃくちゃ泣きそうになった場面がありまして。

嘘です。めちゃくちゃ泣きそうになってません。

めちゃくちゃ泣きました。


結構冒頭の場面。


奇妙な子どもたちのなかに、14歳くらいの金髪の女の子がいます。名前は忘れちゃった。さっき公式サイトみたけどまた忘れた。

彼女、鉄だか鉛だかの靴を履いています。


彼女、木から落ちてきたリスを木の上に戻そうとするんですが。


その時、腰に縄を巻き、「こちらの世界」からきた主人公に、持っていてもらいます。

絶対に放さないで、とかなんとか言いながら。

彼女はガチャガチャと音を立てながら、中世の鎧のごとき鉄の靴を脱いでいきます。

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そう、彼女は空気よりも軽い女の子なのです。

音もなく彼女はすっと浮き上がっていきます。


このシーンがね。


なんかもう、とても良いんです。

妙に切なくて、心が洗われるんです。

ふわふわと、頼りなく浮き上がる少女。

もうね、なんかわけわかんないけど、涙がぼたぼた出てくるんです。

思春期の少女の拠る辺ない心理を云々、とか、そういうの抜きに、切ないんですよ。


いやもうこの子、なんて頼りない身体を抱えて生きてきたのだろう、みたいな。

このシーンだけでだいぶポエマーになりました。

ファンタジー苦手なわたくしとしましては、世界観から疎外される部分も多くあったのですが、このシーンは格別よかった。

ライ麦畑でつかまえて」とかで、さめざめ泣くタイプの人は、このシーン、くると思いますね。



全体的にはファンタジー映画らしいファンタジー映画なんじゃあ、ないでしょうか。

原作が児童文学みたいだから、後味は爽やか。


個性豊かってのは、面白いね。